【JavaScript】MutationObserverの使い方を解説。コピペOK!

JavaScript

MutationObserverとは

MutationObserverとは、任意の要素(DOM)を監視することができるWebAPIです。

Mutation(ミューテーション) は「変化」を、Observer(オブザーバー)は「監視者」意味する言葉で、名前通りそのままですね。

JavaScriptで動的に追加した要素を取得して、さらに処理を追加したいといった時にMutationObserverを使って要素を監視しておけば簡単に処理を行うことができます。

MutationObserverの使い方

基本的な使い方は以下の通りになります。

①監視対象とする要素を取得する

まずは監視対象とする要素を取得します。

<例1:id=”target”の要素を監視する>

const target = document.getElementById('target');

<例2:body全体を監視する>

const target = document.body;

②インスタンスを生成し、処理を記述する

インスタンスを生成?、、、なんて方も安心してください。

下記のコードをコピーし、該当箇所に行いたい処理を記述するだけで実装できます。

const mutationObserver = new MutationObserver(() => {  
  // ▼ここに処理を記述▼
  console.log('処理を行います');
  // ▲ここに処理を記述▲
 });

③オプションの設定を行う

オプションを設定し、どの範囲まで監視するかを決めます。

const options = {
    childList: true,   // 子要素の変化を監視する
    characterData: true,    // テキストの変化を監視する
    characterDataOldValue: true,   // 属性の変化前を記録する
    attributes: true,    // 属性の変化を監視する
    subtree: true,   // 子孫要素の変化を監視
}

このうち、childList、attributes、characterDataのいずれか1つにtrueが必須となりますのでご注意ください。

④監視を開始する

監視対象の要素とオプション設定を渡して、監視を開始します。

mutationObserver.observe(target, options);

基本構文サンプル(コピペOK!)

以下のコードをコピペし、必要に応じてカスタマイズしてください。

const mutationObserver = new MutationObserver(() => {  
  // ▼ここに処理を記述▼
  console.log('処理を行います');
  // ▲ここに処理を記述▲
 });
 
 mutationObserver.observe(document.body, { childList: true });

対応ブラウザ

最新バージョンのブラウザであれば、ほとんどのブラウザに対応しています。(2021/10/19時点)

IEについても、サポートが終了するとはいえ考慮する必要がなくなるわけではないはずなので、対応してくれているのが嬉しい点ですね。

引用元:Can I use

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