PHPで開発を行うには環境構築が必要
HTMLやCSS、javascriptで制作を行う際には、特にローカルの環境を整える必要はありませんが、PHPを用いて開発を行う際には、PHPが動作する環境を自身のPCに構築する必要があります。(これをプログラミングでは、環境構築と呼びます。)
PHPの環境構築にはいくつかの方法がありますが、今回は「MAMP」と呼ばれるソフトを使用してMacにPHPが動作する環境を構築していきたいと思います。
MAMPとは
MAMPはWeb開発に必要なフリーソフトをまとめて扱うパッケージソフトウェアで、Macに特化しています。
MAMPを使うことで以下3つを自身のMacにインストールすることができます。
- Apache(ウェブサーバ)
- MySQL(データベース)
- PHP(プログラミング言語)
エンジニアとしてスキルを高めたいのであればそれぞれちゃんと理解すべきですが、ここではとりあえず「MAMPをインストールしたら自身のMacでPHP開発ができるようになる」と認識しておけば問題ないです。
MAMPをダウンロードする
MAMPのホームページ(下記)から、MAMPをダウンロードします。
MAMP:https://www.mamp.info/en/downloads/
自身のMacにあったバージョンのものをダウンロードしましょう。
(表示されている画像は2022年4月時点のものです。)
MAMPをインストールする
ダウンロードしたファイルを実行します。
案内に沿って、インストールを進めましょう。
使用許諾契約ですが、日本語が対応していないため英語で読みましょう。
インストール先については、とりあえずMacのハードディスクで問題ありません。
インストールが開始されたら、しばらく待ちましょう。
「インストールが完了しました。」と出たらインストール完了です。
インストーラーは不要のため、ゴミ箱に入れるをクリックします。
MAMPを起動させてみる
MAMPのインストールが終わると、MacのアプリケーションフォルダにMAMPフォルダがあるはずです。
MAMPのフォルダを開き、フォルダの中にある「MAMP」アプリケーションを起動します。
MAMPアプリが起動したら、右上の「Start」ボタンを押下します。
「Start」が「Stop」に変わると、MAMPが機能しています。
ChromeやSafariなどの普段使っているブラウザを開き、「http://localhost:8888/index.php」にアクセスすると以下のような画面が表示されます。(Chrome使用)
確認
先ほどの「MAMP」フォルダ内の「htdocs」フォルダの中に「index.php」ファイルが存在しているかと思います。
自分が使っているテキストエディタを開き、その「index.php」ファイルを下記のコードで書き換えます。
<?php
echo "Hello World!!";
?>
再びブラウザを開き、「http://localhost:8888/index.php」にアクセス(もしくは、画面をリロード)して、画面に「Hello World!!」と表示されれば成功です。
まとめ
MacでPHP開発ができるようになりました。
コメント