プログラミングでは長時間のパソコン作業行うことが多いため、ディスプレイはとても重要です。
特に、ノートパソコンのみでプログラミングをしているのであれば、外部のディスプレイを導入することで広い画面を使うことができ、目の疲れが軽減されたり作業場所が広がるといったメリットが存在します。
ディスプレイが複数あることでそれぞれの画面に役割を持たせて使い分けができたり、資料を作りながら参考資料を写しておけたりと、コードを書く以外の作業においてもディスプレイの存在は大きいです。
本記事では、プログラミングにおいて大事なディスプレイの選び方と、おすすめのディスプレイについてご紹介します。
プログラミングでディスプレイ環境を整えるメリット
まずは、プログラミングにおけるディスプレイの重要性、ディスプレイ環境を整えるメリットについて見ていきましょう。
作業場所が広がる
プログラミング用に画面の広いディスプレイを導入することで、画面上の作業できる場所が広がり、プログラミングの作業効率が格段に上がります。
プログラミングでは、コードを書くテキストエディタや実装の参考記事など、複数のウィンドウを開きながら作業することがほとんどです。
ディスプレイの画面が広いと、多くのウィンドウを一つの画面に配置することができ、ウィンドウを超えての作業がスムーズに行えるようになります。また、1つの画面に表示できる情報の量も増えるでしょう。
ノートパソコンでプログラミングをしている人は、特に画面が狭いため、外部のディスプレイを導入することによる作業効率や作業スピードの向上を体感しやすいです。
複数ウィンドウでの作業がやりやすくなる
2つのディスプレイを導入することで、デュアルディスプレイ環境で作業することが可能になります。(もちろん3つ以上も可能です。)
ノートパソコンでプログラミングをしている人は、ノートパソコンの画面とディスプレイの画面のデュアルディスプレイで作業することができるようになりますね。
複数の画面があれば、それぞれに「片方はコードを書く画面、片方は調べ物をする画面」などと役割をもたせることで、ディスプレイごとに作業の分担が明確になり、効率的に作業を進めることができるようになります。
また、一つのディスプレイは縦置きにして、縦に長いコードやWEBサイトを確認するようの画面にしてしまえるなど、複数のディスプレイを用意することでプログラミング作業の可能性は無限大に広がります。
プログラミング用のディスプレイを選ぶポイント
適切な大きさのディスプレイを選ぶ
ディスプレイを導入する際には、ある程度の大きさのものを選ぶのが賢明です。
ディスプレイの広さは作業場所の広さに直結し、作業効率につながります。
もちろん広ければ広いほどよいという訳ではなく、自身のパソコンデスクの広さや使いやすさも合わせて考える必要がありますが、最低でも24インチの広さのディスプレイを用意したいところです。
ディスプレイの端子を確認する
パソコンとディスプレイを繋ぐにも「HDMI」や「DisplayPort」、「USB-C」など複数の接続方法があり、自身の使用しているパソコンが対応している接続方式に、ディスプレイが対応していないと接続できなかったり変換アダプタを用意する必要が出てきます。
他にも、USB-Aの入力端子があるとキーボードやマウスをディスプレイに繋ぐことでUSBハブのように使用できるディスプレイもあり、ディスプレイの端子次第で便利度が大きく変わってきます。
おすすめはUSB-C接続ができ、ノートパソコンに給電が可能なタイプです。充電を気にすることなく作業に集中できたり、充電ケーブルの分ケーブルを減らすことができるためデスク周りがスッキリします。
パネルの種類は集中力にも影響する
ディスプレイのパネルによっては、色味が違ったり反射が激しく作業に集中できないということにもなりかねません。
ちょっと角度をつけると見づらくなるというパネルも存在しており、特に大きめのディスプレイにおいては致命傷になることもあるでしょう。
おすすめのディスプレイのパネルは「IPSパネル」と呼ばれるパネルです。
他と比較すると多少値段が高いですが、視野角の高い「IPSパネル」の外部ディスプレイを選ぶことでどの角度から見ても同じように確認することができ、色味もきれいに移ります。
また、「グレアパネル」か「アンチグレアパネル」かも意外と重要なところ。
プログラミングでは長時間画面を見ることが多く、アンチグレアパネルのディスプレイを選ぶこことで目の疲労を軽減することが望めます。
VESA規格に対応していると便利
VESA規格に対応しているディスプレイを選ぶことで、モニターアームを使うことができるようになります。
モニターアームが使えるとデスクの上がスッキリしたり、高さや奥行きの調整が効くようになり疲労の軽減にもつながります。
特にデュアルディスプレイにして作業をしたい人にとってモニターアームは必須とも言えるため、VESA規格に対応したディスプレイを購入することをオススメします。
プログラミングに4kディスプレイは必要か
せっかく新しくディスプレイを購入するなら、4kディスプレイも視野に入れてみるのもありです。
プログラミングに4kディスプレイが必要かと言われれば必須ではないですが、ディスプレイはプログラミングだけに使うわけではありません。
ネットサーフィンに動画視聴など、普段の作業で4kディスプレイの恩恵を受けることができる機会はたくさんあります。
詳しくは以下の記事で解説していますので、4kディスプレイが気になっている方はぜひご覧ください。
プログラミングに最適なディスプレイの選び方を徹底解説
そのほかにも、ディスプレイの中には付属のスタンドが高機能で高さや角度が調整できるものもあるため、注目してみると良いでしょう。
その他、プログラミングのためのディスプレイの詳しい選び方については以下の記事で解説していますのでぜひご覧ください。
プログラミングにおすすめのディスプレイ
Dell S2421H 23.8インチ ワイドモニター
IPSパネルを採用したフルHD画質のモニターで、低コストで購入することのできる製品です。
Dellの手厚い補償と確かな品質から、初めてのディスプレイにもおすすめできる製品となっています。
HP M24f FHD ディスプレイ
とにかくコストを抑えたいという人におすすめのディスプレイです。
薄くスタイリッシュで、どんなPCデスクにも合うようなディスプレイになります。
BenQ GL2780 27インチ フルHDモニター
24インチ程度じゃ足りない、もっと広いディスプレイがいいという方は、27インチのディスプレイがおすすめです。
LG 34WL500-B 34インチ ウルトラワイドモニター
コスパ良く広いディスプレイを探している人におすすめのディスプレイです。
LGのウルトラワイドモニターは高い評価を得ている製品なので、間違い無いです。
29インチサイズのLGのウルトラワイドモニターもおすすめです。
Dell S2722QC 27インチ 4kモニター
予算に余裕があるのであれば4k解像度のディスプレイを検討してみても良いでしょう。
このディスプレイはUCB-C接続が可能でノートパソコンに給電ができ、USBハブの機能も搭載していて高機能なディスプレイです。
高機能の割に価格は安く、圧倒的なコスパを誇る製品となっています。
HUAWEI MateView 28.2インチ
ディスプレイがとにかく美しく、ベゼルもかなり細くスタイリッシュでデザイン性も抜群なHUAWEIのMateVIew。
3:2の比率のディスプレイで、縦長なのも特徴的です。縦方向にも多くの情報を表示することができたり縦スクロールの必要が減ったりするメリットがあります。
多少コストがかかりますが、値段以上の高機能ディスプレイで、使うとMateViewの虜になること間違いなしです。
Dell S2421HGF-R 23.8インチ ゲーミングモニター
プログラミングだけでなくゲームなども楽しみたいという人はゲーミングモニターを購入するのをお勧めします。
ゲーム用とはいえ、通常作業での使用も可能でもちろんプログラミングでも使えます。
値段は高くなりがちですが、ゲーム用に他のディスプレイを揃えるくらいなら最初からゲーミングディスプレイを購入しておいた方が良いでしょう。
ディスプレイと併せて揃えたいアイテム
もちろん、ディスプレイ単体での導入でも便利なのですが、他にも便利なアイテムはたくさんあります。
ここからはディスプレイと併せて揃えておくと便利なアイテムについてご紹介します。
モニターアーム
ディスプレイを自由に配置できるようになるのがモニターアームです。
VESA規格に対応しているディスプレイを用意する必要がありますが、モニターアームを導入することでパソコンデスクのスペースを有効に活用することができるようになります。
モニターアームは、ディスプレイを導入した際に一番に揃えたいアイテムになります。
ディスプレイスタンド
ディスプレイスタンドを導入することで、目線の低下を防ぐことができ首や肩への疲労を軽減することができます。
また、ディスプレイ下のスペースを有効活用できるようになるため、必要のない時にキーボードをしまうことができるなどのメリットもあります。
モニターアームよりの低コストで揃えることができ、VESA規格に対応していないディスプレイでも使用できる点が評価できます。
スピーカー
ディスプレイの中にはスピーカーを内蔵しているもディスプレイもありますが、比較的音質が良くないものが多い印象です。
動画や音楽などである程度綺麗な音を楽しみたいという人には別途スピーカーの購入も検討してみると良いでしょう。
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