プログラミングを学ぼうと考えてはいるけど、何から始めればいいのかわからない、、。
このように悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
私もプログラミングを学び始めたての頃は、何をしていいのかわからないという時期がありました。
初心者のうちは、何がいいのかわからず悩んでしまうことは必ずあります。
そんなプログラミング初心者のために、本記事ではプログラミング初心者は何から始めればいいのかや押さえておくべきポイントについて解説しています。
本記事をご覧いただくと、プログラミンングの学び方や失敗しないために心がけることを知ることができ、初心者の段階を挫折することなく進むことができるようになります。
何から始めればいい?
プログラミングでできることを理解する
まずはプログラミングでできることを理解しましょう。
プログラミングでできることは様々で、身近にもプログラミングによってできているものが数多くあります。
プログラミングでできることには、以下のようなものがあります。
- WEBサイトを作成する
- ゲームの開発
- スマホアプリの開発
- 業務システムの開発
- 人工知能(AI)の開発
例えば、Amazonや楽天などのECショップからLINEやTwitterなどのSNS、YouTubeなどの動画サービス、今ご覧になっているこの記事もプログラミングによって作られています。
普段使用しているサービスの多くはプログラミングでできていて、私たちの生活とプログラミングは切っても切り離せない関係となっています。
プログラミングを学ぶ目的を明確化する
プログラミングでできることを理解したら、その中で自分がやりたいこと・プログラミングを学ぶ目的を明確化しましょう。
プログラミングの習得は半年〜1年かかることも珍しくありません。
長期間モチベーションを保ったまま学習を続けるには、学んだ後の「学ぶ目的」を明確にする必要があります。
また、自分と同じ目的を持っていて、すでに成功している人の体験談などを参考にするのも良いかもしれません。すでに成功している人の話を参考にすることで、何が必要になるのか、そのために何をするべきなのかが明確になり、将来像をより具体的にイメージしやすくなります。
学ぶ目的が明確になると、学ぶプログラミング言語を決めることができるようになります。プログラミング言語次第で難易度やできることが大きく変わってくるため、自分に合った言語を選びましょう。
後ほど、初心者におすすめのプログラミング言語について解説していますのでぜひ最後までご覧ください。
プログラミングに使うPCを用意する
プログラミングを学ぶ目的が明確になり、学ぶ言語を決めたらプログラミング学習のスタートです。
プログラミングには、持ち運びのできるノートパソコンが便利です。
2〜3万円程度のPCでのプログラミングはできますが、動作や読み込みがスムーズでないとストレスとなりプログラミングの学習に集中できなくなる可能性もあるため、ある程度のスペックのPCを用意することをおすすめします。
プログラミングを行う環境を構築する
プログラミングを行うには、それぞれの言語の実行環境やコンパイラをインストールして揃える必要があります。
しかし、この環境構築は初心者にとってはとても難しいことで、現役のエンジニアですら手間取ってしまうこともあるくらいです。
もし、この環境構築が難しすぎてつまづいてしまう場合は、この段階で無理して行わなくても大丈夫です。
環境構築を行わなくてもプログラミングができる学習サービス「Progate」などもありますし、必要な際にはクラウドソーシングなどのサービスを利用したりして現役のエンジニアに教えてもらうと良いかもしれません。
とは言っても、これからプログラミングをやっていく上で環境構築は避けては通れないものなので、ある程度プログラミングに慣れてきたら自分で挑戦してみるようにしましょう。
初心者におすすめのプログラミング言語
HTML&CSS
プログラミングに初めて触れる人には、HTMLとCSSがおすすめです。
※HTMLやCSSがプログラミング言語ではない、という話は一旦置いておきましょう。
HTMLとCSSは、WEBページを作成したり見た目を整えたりする言語で、習得することでHP(ホームページ)やLP(ランディングページ)などを作成することができるようになります。
またHTMLやCSSは、コードを書いてすぐブラウザ上で確認することができるため、他の言語と比べて初心者には学びやすい言語となっています。
HTMLとCSSを習得しておくと、簡単なWEB制作の案件であればこなせるようになるので、プログラミングで稼ぐという面で見ても早い段階で達成できるためおすすめです。
PHP
PHPはサーバーサイドのWEB開発に特化したスクリプト言語で、求人数が多く需要の高い言語です。
またPHPはコードの記述がわかりやすく、初心者にも扱いやすい言語となっています。
PHPを習得することができれば、お問い合わせフォームの設置やログイン機能の実装ができるようになり、WEBサイトにシステムを導入することができるようになります。
また、全世界の1/3のWEBサイトを作っているとも言われているWordPressもPHPでできており、PHPエンジニアの需要の高さは抜群です。
Java
大規模な業務システムや、Androidアプリの開発ができるのがJavaと呼ばれるプログラミング言語。
求人数TOPでもあるJavaですが、PHPと比べてコード記述についてのルールが難しく、初心者にとっては習得が難しいと言われています。
なぜ難しいのに初心者におすすめなのか。それは、習得できれば確かなプログラミングスキルが身につき、Javaエンジニア自体の需要も高いため重宝される人材となることができるから。
また、Javaに関する情報もネット上に豊富に存在するため、学びやすさという点では高評価。
習得までは少し難しいですが、難しい分圧倒的にJavaエンジニアの数が不足しているため、活躍の幅が広がるでしょう。大企業や海外企業での活躍も夢ではありません。
おすすめの勉強法
独学でプログラミングを習得できる?
プログラミングは未経験でも独学で習得可能です。
特に最近は、オンラインでプログラミングを学習できるサービスやプログラミング講座の動画など、プログラミングを学べる機会が豊富に用意されています。
それらを有効に活用し、十分な量こなすことができれば未経験から独学でもプログラミングを習得することができます。
私自身も未経験から独学でエンジニアになっているので、不可能はないです!
Progateでプログラミングの基礎を学ぶ
プログラミング初心者がプログラミングを初めて学ぶのにはProgateがおすすめです。
Progateとは、オンラインで学べるプログラミング学習サービスで、月額1,078円で用意されているコースが学び放題となっています。
先に述べた環境構築が不要で実際にコードを書きながら学ぶことができ、ヒントや図解が豊富で初心者でも躓きにくく作られているサービスで、初心者がプログラミングの基礎を学ぶのに最適です。
難点としては、実務レベルのプログラミングスキルは身につかないので、Progateで学んだあ後は書籍などの他の教材を活用する必要があるという点。
とはいえ、初心者がプログラミングを学ぶには最適なサービスとなっているので、ぜひProgateを活用してください。
プログラミングスクールに通う
実務レベルのプログラミングを学びたいという方や、独学では難しいと考えている方はプログラミングスクールに通うのも一つの手です。
プログラミングスクールでは、講師の方にいつでも質問できるため挫折しにくく、挫折しにくい環境で難しい課題にも取り組めるため実務レベルのプログラミングスキルが身につきます。
欠点としてはコストが高いこと。
しかし、プログラミングを習得できればそのコストも後で簡単に支払うことができるようになるため、「絶対にやり遂げる」という覚悟を決めてプログラミングスクールに通うというのも良いと思います。
やってはいけないこと
コードを書かずに勉強を進める
教材を眺めているだけ、のような勉強方法はプログラミング学習ではあまり意味がありません。
スポーツでも、理論を学ぶだけでなく実際に体を動かさないと上達はしないですよね。プログラミングもそれと同じで、実際に手を動かしてコードを書いてみないとプログラミングができるようにはなりません。
もちろん、知らない記述やまだ覚えていない構文もたくさん出てくるかとは思いますが、調べたりサンプルをそのまま真似てみるなどでもいいので、とりあえずコードを書いて学習しましょう。
また、自分で書いたコードが実施に動くという経験を得ることで、プログラミングを続けるモチベーションにもつながりますで、絶対にコードを書きながら学習するべきです。
プログラムを暗記しようとする
プログラマーが黒い画面に向かってスラスラとコードを書いている姿を想像する人も少なくないですが、実際のプログラマーやエンジニアはネットで調べながらコードを書いていることがほとんどです。
つまり、プログラムの構文や関数を無理して覚える必要はないのです。
プログラミング初心者ほど暗記をしようとするのですが、圧倒的に学習効率が悪いのでやめておきましょう。
大事なのは「どうすれば問題を解決できるか」でその問題を解決する方法を増やしていくということ。
「こんな感じのやり方がある」くらいの理解度で問題ないので、プログラムの丸暗記はやめてできることを増やしていきましょう。
エラーが出たときに諦める
プログラミング初心者では、エラーが出ると対応の仕方がわからずに挫折してしまうケースが多いです。
エラーと聞くとマイナスなイメージを持ちがちですが、プログラミングをする上でエラーは出て当然と言えるほどエラーが付き纏います。
トライアンドエラーを繰り返しながら完成を目指すのがプログラミングであり、思い描いた動作を一発で実装できないなんて当たり前です。
大切なのは、諦めずにトライアンドエラーを繰り返すこと。
何がエラーを引き起こしているのか、原因に当てをつけること。そしてそのエラーを解決する方法を調べること。エラーがなくなるまで仮説と検証の繰り返しです。
Qiitaなどの質問サイトを利用したり、現役エンジニアのメンターを応募してみるのも良いかもしれませんね。
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