【徹底解説】プログラミングに最適なディスプレイの選び方とは

ガジェット

ディスプレイを導入するメリットとは

ノートPCだけでプログラミングをしていませんか?

もちろん、ノートPCだけでもプログラミングは可能です。

プログラミングを仕事にしている人の中にも、ノートPCだけで仕事できている人も少なくないでしょう。

しかし、プログラミングをする上で、外部ディスプレイを導入するだけで圧倒的なメリットを得ることができるんです。

では、ディスプレイを導入するメリットとは何なのでしょうか?

プログラミングでディスプレイを導入するメリットは以下の3つ。

  • 作業場所が広くなる
  • 複数ディスプレイでの作業が可能
  • 目の疲れが軽減される

解説していきます。

作業場所が広くなる

ノートPCというのは持ち運びに便利なように設計されており、画面のサイズは13インチ〜15インチくらいがほとんど。

ディスプレイの画面サイズは、コンパクトのものから大きめのものまで様々ですが、総じてノートPCと比べると圧倒的に作業場所が広くなります

PC作業においての画面サイズとは机の広さと同義で、作業効率に直結します。

ノートPCしか乗せられない狭い机よりも、書類を広げられて飲み物をおくスペースもあるような広い机の方が、作業効率は上がりますよね。

PCの画面についても同じことが言えて、基本的には画面が大きいほど作業場所が広がり作業効率が上がります

複数ディスプレイでの作業が可能

2枚以上のディスプレイを導入したり、ディスプレイ1枚の導入であってもノートパソコンPCの画面と合わせて使用すれば、複数ディスプレイでの作業が可能になります。

複数のディスプレイがあれば、1つのディスプレイで参考資料を開き、もう一つのディスプレイで会議用の資料を作成する、なんてこともできるようになるので、ディスプレイが1枚の時と比べて作業効率が格段に上がります。

ディスプレイの数は多ければ多いだけ良いというものでもなく、1度の作業で使うのは3枚程度が限度で通常の使用方法であれば2枚でも十分です。

無駄にディスプレイを用意しても机のスペースを無駄に消費するだけなので、自分の作業のやり方に合わせて、ディスプレイの枚数を調整すると良いですね。

目の疲れが軽減される

ノートPCの画面は小さいため、ノートPCだけでプログラミングをしていると視線を集中することになり目が疲れやすくなります。

その点ディスプレイを導入することで、視線が集中することなく分散されるため目の疲れが軽減されます。

目の疲れが軽減されると、作業効率の面だけでなく健康面においても大きなメリットになるのです。

ディスプレイを選ぶ際のポイント

ディスプレイを選ぶ際、気をつけるべきポイントがいくつかあります。

ディスプレイはそれほど安価なアイテムではないため、一度購入した後に後悔したとしても気軽に買い換えることは難しいかもしれません。

買って後悔しないように、きちんとポイントを抑えてディスプレイの購入に臨みましょう。

画面サイズ

ディスプレイの画面サイズには、21インチ以下の小さめのものから、30インチ以上の大きめのものまでたくさんの種類がありますが、おすすめは24インチ程度の画面サイズのディスプレイです。

「大きければ作業スペースが広がって作業効率が上がるんじゃないの?」と疑問を抱く方もいるかもしれません。

実は、画面サイズが大きすぎると目線の移動が大きくなり、逆に疲れやすくなったりすることもあるんです。

24インチ程度の画面サイズであれば視線の移動があまり必要ないため疲れにくく、複数枚デスクに設置もしやすいため、ディスプレイの数を増やしたい時も追加しやすいというメリットがあります。

解像度

ディスプレイの解像度についてですが、プログラミング用途であればフルHD(1,920×1,080px)あれば特に大きな問題はありません。

ついでに映画やアニメなどを綺麗な画質で楽しみたいという人や、動画の編集も行いたいという人であればWQHDや4Kのディスプレイを検討した方が良いかもしれませんが、プログラミングするためだけに綺麗な画質は必要ありません。

プログラミングに4kディスプレイは必要なのかについて

むしろ必要以上に画質が良すぎると、使用電力が上がったり、余計にPCのスペックが必要になったりするため、特に希望がなければフルHD(1,920×1,080px)の解像度のディスプレイを購入しましょう。

パネルの種類

ディスプレイによく使用されるパネルの種類は大きく「TNパネル」「VAパネル」「IPSパネル」と3つあります。

プログラミングにおすすめのパネルはIPSパネルです。

IPSパネルは視野角が広いため、どの角度から見ても見え方が変わりません。また、色再現性能に優れており、様々な作業に最適なパネルとなっています。

他のパネルと比べると多少コストがかかるため、コストを重視する方は他のパネルで検討してみるといかもしれません。

光沢・非光沢

ディスプレイには画面に光沢のあるグレアタイプと、光沢のないノングレアタイプがあります。(中間がハーフグレアタイプ)

プログラミングをする際にはディスプレイを長時間見ることになるため、光沢のないノングレアタイプのディスプレイがおすすめです。

しかし、光沢のないノングレアタイプのディスプレイは、光沢のあるグレアタイプと比べて発色があまり良くない傾向にあります。

そのため、どうしても色味が気になるという人は光沢のあるグレアタイプを選ぶと良いでしょう。

高さ調整・角度調整

ディスプレイによっては高さや角度を調整できるものがあります。

高さや角度を自分の好みに調整できることによって、作業していて疲れにくい状態で作業に集中することができてとても便利です。

また、画面を90度回転できるディスプレイであれば、縦に長いことが多いプログラミングのコードを表示する上でとても便利に活用できます。

購入するまでは不要だとも思える機能ですが、あると案外便利になることが多いため、優先度は高く設定しなくても良いですが考慮に入れておくと良いでしょう。

VESAマウントの有無(モニターアームの使用可否)

後でご紹介するモニターアームを使用したい時には、「VESA規格」に対応したディスプレイを用意する必要があります。

後から対応させることは難しいので、モニターアームの使用を検討している場合は必ず購入するディスプレイが「VESA規格」に対応しているかをチェックしましょう。

特に、ディスプレイを2枚以上使用するような人には、モニターアームの使用がおすすめです。

入力端子

「USB Type-C」の入力端子を搭載したディスプレイであれば、ディスプレイを使用しながらPCに給電できるためおすすめです。

特に、Macを使っている人であれば恩恵を受けやすいですね。

自分の使っているPCを確認して、「USB Type-C」での接続が可能であれば、「USB Type-C」対応のディスプレイも検討してみると良いでしょう。

ブルーライトカット

ディスプレイの中には、目に優しいブルーライトカットの機能を搭載しているディスプレイもあります。

個人的にはブルーライトカットの効果を実感できることはほとんどありませんが、気にする方はブルーライトカット機能のあるディスプレイを選んでください。

また、ブルーライトをカットしてくれるようなメガネを利用しても良いかもしれません。

ディスプレイ周辺機器

ディスプレイと一緒に利用すると、より快適に利用することができるようになるようなアイテムも存在します。

今回はディスプレイと一緒に利用するべき2つのアイテムをご紹介していきます。

モニターアーム

VESAマウントの有無についての解説の際に登場しましたが、デスク上をスッキリさせたい方や、2枚以上のディスプレイを利用する方にはモニターアームの利用をおすすめします。

モニターアームは「VESA規格」に対応したディスプレイで利用することができ、ディスプレイの台座が必要なくなることで机の上が整理しやすくなったり、ディスプレイの位置を自由に変更できるようになったりします。

モニターアームを利用する際は、ディスプレイがVESA規格」に対応しているというのも必須条件ですが、利用している机がモニターアームを取り付け可能な机なのかも注意しなくてはいけないポイントです。

モニターアームの購入前には必ず対応する机の条件を確認し、自分が利用している机が当てはまるかを確認してから購入するようにしてください。

ディスプレイスタンド

ディスプレイを高さを調整してくれるアイテムがディスプレイスタンド

高さ調節の機能を搭載しているディスプレイや、モニターアームを使用している方であれば必要ないかもしれませんが、そうでない人はディスプレイスタンドを使用することで作業による腰や首の疲労を軽減することができます。

ディスプレイスタンドは、モニターアームと比べても低コストで購入することができるため、コスパ良くプログラミング環境を整えることができます。

外部ディスプレイで快適なプログラミングライフを

外部ディスプレイを導入することでより快適にプログラミングに集中することができます。

ノートPCのみでプログラミングをしている人は、ディスプレイを導入するだけで作業効率を格段に上げることができますので、ぜひご検討ください。

本記事で解説したポイントを抑えて、自分の用途にあったディスプレイを購入しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました