トラックボールで肩こりは解消する？正しい使い方とおすすめのトラックボール

本記事の目次

トラックボールとは？

トラックボールとは、パソコンなどを操作するためのデバイスの一つで、ボールを指で転がして操作することでカーソルを動かすことができるものです。

一般的には、デスクトップパソコンやノートパソコンで利用されていますが、もちろんスマホやタブレットなどでも利用することができます。

マウスと同様の機能を持ったトラックボールですが、長時間のパソコン作業による肩こりや腕の疲れを軽減する効果が期待できると言われています。

まずは、マウストラックボールを比較してみましょう。

マウスは本体を動かすことでカーソルを移動させますが、トラックボールはボールを指で転がすことでカーソルを移動させます。

また、マウスは本体が小さく、操作する際には手に持つという表現が一番近いと思います。しかし、トラックボールは大きいものが多く、持つというよりは手をのせるようにして操作します。

トラックボールは指の動きでカーソルを操作することができるため、腕をあまり動かす必要がありません。そのため、マウスを使う場合と比べて、肩や腕の疲れが軽減されます。

また、本体を動かす必要がないため机のどの場所でも、あるいは机の上でなくても問題なくカーソル操作が可能です。体にとって自然な位置で腕を固定することができるため、マウスと比べると肩がこりにくくなります。

実際にトラックボールを使ってみて、明らかに疲労が軽減され肩こりが解消されたと感じています。

トラックボールの操作感に慣れるまで、使い始めの1〜2週間程度は腕や指が痛くなることが多いですが、慣れてしまえさえすればマウスとの違いを実感することができます。

私自身トラックボールに魅了され、出先の作業でもトラックボールを使うために常にパソコンと持ち歩いています。

トラックボールを使い時、腕や手・手首は自然な曲がり方でいることがとても大切です。

変に腕などを曲げた状態でいたり、逆に伸ばしすぎていたりすると、長時間のパソコン作業において疲れや痛みの原因になってしまいます。

また、トラックボールを操作する際に手首を浮かせていると、手首が疲れやすくなるだけでなく方にまで影響してしまいます。

リストレストやリストレスト付きのマウスパッドを使うなどして、手首が自然な位置でトラックボールを操作できるようにしましょう。

トラックボールではボールを転がしてカーソルを操作するその性質上、細かいカーソル操作が苦手な傾向にあります。

カーソルの動きが早すぎると、デスクトップ上の目的の場所ちょうどにカーソルを動かすことが難しくなってしまうため、カーソルの動きを早くしすぎるのは悪手です。

しかし、カーソルの移動が遅すぎると、カーソルを動かすためにボールを多く転がす必要が出てくるため、作業の効率が落ちたり手や肩が疲れてしまいます。

正確にカーソルを操作できる速度内で、できるだけボールを動かさないで大きくカーソルを移動できるような、自分にとって最適なカーソルの速度を見つけることが大事になってきます。

トラックボールを正しく使うことで、長時間のパソコン作業による肩こりや疲労を大幅に軽減することができます。

ぜひ、本記事でおすすめしたトラックボールについて確認してみください。

トラックボールを使って、快適な作業環境を手に入れましょう。